シンザン記念の軸馬は2頭に絞れる!

2024年1月8日に京都競馬場で行われるシンザン記念についてのデータを分析していく。なお、ページ内のデータ表の見方は、以下のページをご覧いただきたい。

基礎データ解析

データ抽出条件

  • 京都競馬場
  • 芝1600m
  • 18頭立て

2009年以降で上記の条件を満たすレースを抽出した結果、113レースが該当した。では単勝人気別出現率表をご覧いただこう。

単勝1番人気の信頼度は、18頭立ての平均的なもので特に特筆すべきものではない。上位人気馬の複勝率を見てみると、単勝3番人気から単勝7番人気までが似たり寄ったりの数値を示しており、どれも相手候補からは外せそうにない。投資効率という観点で見ると、単勝3番人気は複勝回収率が57.9%と著しく低く、予算次第だが外してしまっても構わないだろう。

なお18頭立ての参考データは以下のページに記載している。

直近データ解析

直近15レースの結果表は以下のとおりだ。先ほどの単勝人気別出現率表からは読み取れない情報を得ることが出来る。

直近15レースで単勝1番人気は僅か1勝しかしておらず、極度の不振だと言えよう。勝ち馬の多くは単勝2~5番人気で決まっている。下位人気馬も馬券に絡んでおり、10番人気以降の大穴馬も6頭絡んできている。しかし、単勝オッズに着目すると100倍以上の馬は来ておらず消してしまって構わない。

単勝1番人気について探究する

先ほどの「データ抽出条件」に単勝1番人気のオッズを加味して分析していこう。

単勝1番人気が1倍台の場合

単勝1番人気の勝率は50%で2回に1回は勝っている計算になる。連対率や複勝率は、1倍台のものとしてはやや物足りないが十分軸としては機能しそうだ。単勝4番人気の複勝率が50%で相手候補に推奨しておきたい。

単勝1番人気が2倍台の場合

単勝1番人気と2番人気の複勝率が非常に高く、3連複の2頭軸での狙いがオススメだ。相手候補も単勝8番人気までが多く、非常に馬券戦略が立てやすい。

単勝1番人気が3倍以上の場合

最も出現率の高いのが単勝4番人気という荒れっぷりだ。連対率では単勝2番人気が高く、複勝率では単勝1番人気が最も高い。どの馬券を買うかによって軸にする馬を変えるのが適切な戦略だ。

単勝2番人気を狙うパターン

データをさらに分析することで面白い傾向を見つけることが出来たので紹介しよう。

データ抽出条件

  • 京都競馬場
  • 芝1600m
  • 18頭立て
  • 条件A

この条件に当てはまるレースでは、以下のとおり決着している。

注目して欲しいのが、単勝4番人気と5番人気の2頭。どちらか一方が連対する確率は、直近17レース中13レースで76%というハイアベレージだ。つまり馬連の軸はこの2頭に絞れるということ。

相手候補となると難しいが、単勝2番人気と3番人気は直近17レースで3レースしか絡んできておらず、配当面を考えると消してしまうのも戦略の1つだ。極端な穴馬も連絡みはなく、単勝オッズ40倍以上の馬は消してしまっても良いだろう。

そんな条件Aは以下のバナーをクリックして確認してほしい!