ユニコーンS データ分析
2023年6月18日に東京競馬場で行われるユニコーンSについてのデータを分析していく。。なお、ページ内のデータ表の見方は、以下のページをご覧いただきたい。
中位人気馬に妙味あり
では以下の条件を満たすレースの直近のレース傾向を分析をしていこう。
データ分析条件
- 東京競馬場
- GⅢ
- ダート1800m

これは条件を満たす2015年以降のデータだ。これを見ると以下のことが分かる。
まず1つ目は、単勝1番人気の信頼度の低さだ。直近16レース中、連対はたったの5レースしかない。複勝圏内についても僅か6レースだ。
2つ目は、単勝4番人気が直近15レースで1度も複勝圏内に絡んでいない点だ。単勝オッズが10倍未満のレースが半数以上を占めるにも関わらず、この低成績ではさすがに買いづらい。
3つ目は、単勝6~9番人気の中位人気の成績が良いということだ。半数以上のレースでこれらの中位人気が複勝圏内に絡んでおり注意が必要だ。特に単勝7~9番人気は連対することも多いため是非連穴として押さえておきたい。
大波乱条件
さきほどの分析で大まかな傾向は判明した。ではさらに踏み込んで分析していこう。以下のデータは、先ほどのデータを”ある条件”で2つに分けたデータ表だ。

赤線より上のレースでは、単勝6~9番人気の連対が著しく多くなり、単勝1~5番人気馬の出現が極めて少ない。つまり大波乱決着となりやすい。
一方で、赤線より下のレースでは景色が一変する。中位人気馬もそこそこ複勝圏内には絡んできているが、単勝1~2番人気の連対が急増していることが分かる。このケースでは、そのどちらか一方は必ず連対しており、軸はどちらかから選択するのが正解だろう。