新・馬法の方程式

馬法の方程式を多点買い用に応用した新馬法の方程式をを解説していこう。

新・馬法の方程式とは？

新・馬法の方程式は、今までの損失金を回収し、かつ利益を計上するための資金マネジメント法だ。外れ続けても、１度の的中で今までの損失金を回収し、利益を計上できる画期的な手法だ。
馬法の方程式は１点買い専用の資金マネジメント法だが、新馬法の方程式は多点買い対応で、追い上げ投資用の資金マネジメント法だ。

計算式と注意点

例えば、６倍、８倍、１０倍のオッズを買いたい場合は

１位　１０倍
２位　　８倍
３位　　６倍

となる。この順位のことをオッズ順位と呼ぶ。

先ほどの例で見てみよう。まずオッズ順位３位から投資金を算出する。なお、損失金は１００００円あるとする。

オッズ順位３位の投資金を求める。
（１００００＋０）×１．３÷（６－３）
≒４３３３
≒４４００

オッズ順位２位の投資金を求める。
Ⅹには、先ほど算出した投資金を当てはめるからⅩは４４００だ。
（１００００＋４４００）×１．３÷（８－２）
≒３１２０
≒３２００

オッズ順位１位の投資金を求める。
Ⅹには、先ほど算出した投資金を当てはめるから、Ⅹは４４００と３２００の合計で７６００だ。
（１００００＋７６００）×１．３÷（１０－１）
≒２５４２
≒２６００

このようにして、投資金を算出していく。

それぞれが的中した場合の払戻金は
６倍が的中したとき２６４００円
８倍が的中したとき２５６００円
１０倍が的中したとき２６０００円

となり、総投資金１０２００円、損失金は１００００円だったから、どれが的中しても損失金を回収し利益を計上することが出来る。

注意点

新・馬法の方程式は多点買い用の資金マネジメント法で、それなりに有用だが、注意点があるので紹介しておく。

１つ目は、一番低いオッズが、購入点数を下回っているときは使えないという点だ。例えば、３点買いするときに、３倍以下のオッズが含まれていると数式が機能しなくなる。

２つ目は、「１番低いオッズ－購入点数」が１以上あるほうが良いということ。例えば、３点買いするときは、１番低いオッズは４倍以上あるほうが良いということだ。これが１未満だと投資額が急激に膨れ上がるので注意が必要だ。