富士Sは連対率87%の単勝1番人気で仕方ない!?

2023年10月21日に東京競馬場で行われる富士Sについてのデータを分析していく。なお、ページ内のデータ表の見方は、以下のページをご覧いただきたい。

基礎データ解析

データ抽出条件

  • 東京競馬場
  • 芝1600m
  • 12頭立て

2009年以降で上記の条件を満たすレースを抽出した結果、86レースが該当した。では単勝人気別出現率表をご覧いただこう。

単勝1番人気の出現率は45.3%で驚異的な数値を示している。その割に平均オッズが2.1倍で高いため、単勝回収率は98%というハイアベレージを示している。なお連対率・複勝率は平均よりやや高めとなっている。

上位人気馬で妙味があるのは単勝4番人気だ。複勝率46.5%は、12頭立ての平均値を12%程度上回っており、複勝回収率は118.7%で100を超えている。

なお12頭立ての参考データは以下のページに記載している。

直近データ解析

2021年2月以降、直近15レースの結果表は以下のとおりだ。先ほどの単勝人気別出現率表からは読み取れない情報を得ることが出来る。

上位人気馬の信頼度は高めで、単勝1~4番人気のうち2頭が複勝圏内に入ってくるケースが多い。3連複や3連単で2頭軸を決める場合は、これらの4頭から選ぶのが正解となる。相手候補という観点で見ると、単勝8番人気までで決着しているケースが圧倒的に多く、単勝9番人気以降の穴狙いは辞めておいたほうが良いだろう。

単勝1番人気について探究する

先ほどの「データ抽出条件」に単勝1番人気のオッズを加味して分析していこう。

単勝1番人気が1倍台の場合

単勝1番人気の出現率は52.9%で、さすがに高い数値となっている。さすがに軸として信頼しても良さそうだ。連対候補としては単勝5番人気までで決着することがほとんどで、穴狙いは難しい。なお単勝3番人気は過去1度も1着になったことがないので、消しがセオリーだ。

単勝1番人気が2倍台の場合

単勝1番人気の連対率は、1倍台のときと大して変わらず信頼して良さそうだ。出現率こそはやや低下しているが、単勝回収率が100%を超えており投資効率は良い。その面では単勝4番人気の信頼度が高く、複勝回収率は145%、複勝率65.7%で、軸としてはこちらをオススメしたい。

単勝1番人気が3倍以上の場合

単勝1番人気の出現率が35.3%で、オッズが3倍以上の割には高い出現率だ。各人気の複勝率に着目すると、中位人気・下位人気馬に大差がなく、3連複の相手候補は幅広く抑えておかないと抜けてしまう危険性がある。

単勝1番人気を狙わざるを得ないパターン

単勝1番人気の信頼度が全体的に高いが、データをさらに分析することで「単勝1番人気を買わざるを得ない」パターンを見つけることが出来たので紹介しよう。

データ抽出条件

  • 東京競馬場
  • 芝1600m
  • 12頭立て
  • 条件A

この条件に当てはまる直近のレースでは、以下のとおり決着している。

このデータは2016年11月以降のもの。

単勝1番人気の注目すると、直近16レース中12勝で圧倒的な勝率を誇っており、連対は16レース中14レースだ。この馬を買わない馬券はほぼゴミ箱行きとなる。

相手候補を見ても単勝2・3・5番人気が圧倒的に多く、この3点買いで馬券はほぼ的中する。

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