単勝配当の流れを読む
単勝の配当を流れを見ることで、次のレースの配当を予測することが出来る。
単勝配当の上昇・下降
下表をご覧いただきたい。これは2024年5月5日 東京競馬場で行われた単勝配当の結果だ。

注目したいのが第7レースから第10レースの流れ。
第7レース 200円
第8レース 220円
第9レース 1470円
これを見ると、第7レースから第9レースまで単勝配当が連続して高くなっていることが分かる。この流れを考慮すると、第10レースはさらに配当が上がるのだろうか?または下がるのだろうか?
今回の研究テーマは「1レース前の単勝配当が上昇(下降)していたら、次のレースも上昇(下降)するのか?」だ。
データを見る
ではまず、先ほどの単勝配当を再掲する。
第8レース 220円
第9レース 1470円
第10レースを購入したいとき、第8レースと第9レースの単勝配当を比べることになる。第9レースは第8レースより単勝配当が上昇しているので、「↑」と表記することにしよう。
第8レースから第9レース「↑」
1レース前に単勝配当が上昇しているとき、次のレースで単勝配当は上昇するのか?下降するのかをデータを見てみよう。

表の見方を解説する。
横軸は1R前の単勝配当の上昇・下降を示しており、「↑は上昇」、「↓は下降」、「→は同じ配当」だったことを意味している。縦軸は今回のレースで単勝配当が上昇・下降するかどうかを表している。
例えば、1レース前に単勝配当が上昇しているとき、次のレースで単勝配当が上昇する確率は34.2%であることが分かる。
先ほどの例では、第8レースから第9レースが「↑」であった。このとき、第9レースから第10レースは「↓」になる確率が65.2%になることが分かる。
第9レースの配当は1470円だったから、第10レースは1470円未満の単勝配当で決着する確率が65.2%あるということだ。結果は…
第10レース 1070円
こんな単純な理論だが、単勝配当を簡単に予測することが可能なのだ。