キーンランドCは単勝4~7番人気が狙い!

2023年8月27日に札幌競馬場で行われるキーンランドカップについてのデータを分析していく。なお、ページ内のデータ表の見方は、以下のページをご覧いただきたい。

基礎データ解析

データ抽出条件

  • 札幌競馬場
  • 芝1200m
  • 16頭立て

2009年以降で上記の条件を満たすレースを抽出した結果、190レースが該当した。では単勝人気別出現率表をご覧いただこう。

単勝1番人気は平均値よりやや低目の数値を示しており、積極的に買う材料は見当たらない。単勝で投資効率が高いのは5番人気。複勝率は平均並みだが、出現率は10.5%、単勝回収率は112.1%と優秀な数値を示している。

下位人気馬では、単勝10番人気の複勝率が平均値より高くなっており、13.7%で相手候補として押さえておきたいところだ。

直近データ解析

2022年8月以降、直近15レースの結果表は以下のとおりだ。先ほどの単勝人気別出現率表からは読み取れない情報を得ることが出来る。

連対馬に注目すると、ほとんどのレースが単勝6番人気以内の馬同士で決着しており、馬連の大波乱決着はほとんどない。しかし複勝圏内に入る馬は単勝12番人気までは考慮する必要があるだろう。

単勝1番人気について探究する

先ほどの「データ抽出条件」に単勝1番人気のオッズを加味して分析していこう。

単勝1番人気が1倍台の場合

さすがに単勝1番人気の信頼度は高く軸としては最適だろう。各人気ごとの複勝率に着目すると、単勝6番人気までの馬で決まるケースが圧倒的に多く相手も絞りやすい。また、出現率に注目すると単勝6番人気以降の馬が勝ったことはない。

単勝1番人気が2倍台の場合

単勝1番人気は平均的な数値だ。上位人気馬よりも中位・下位人気馬に妙味がありそうで、特に高い複勝率を誇るのが単勝8番人気。複勝率25.3%、複勝回収率は145.1%でどちらも優秀だ。単勝10~12番人気馬の複勝率も高く、是非とも相手候補に入れておきたい。

単勝1番人気が3倍以上の場合

単勝1番人気の信頼度は低下しているが、複勝率は50%を超えており、軸にはならないが”消し”とまでは言えない。狙いたいのは下位人気馬で、単勝9・10番人気の複勝率が高くなっており、相手候補としても十分だ。

単勝4~7番人気が買うべきパターン

今までデータを見てきたが、中位人気馬や下位人気馬がカギを握るケースが多いように思われる。そこで、データをさらに分析することで、中位人気馬の単勝が狙えるパターンを見つけることが出来たので公開しよう。

データ抽出条件

  • 札幌競馬場
  • 芝1200m
  • 16頭立て
  • 単勝7番人気が13.5倍以下

この条件に当てはまる過去のレースでは、以下のとおり決着している。

赤く塗られている箇所を確認して欲しいが、単勝4~7番人気の出現率が64.3%、回収率にいたっては全てで100%を超えている。この条件に当てはまったら、この単勝4点買いを狙ってみたい。