ローズSは複勝率70%の軸馬を狙う!
2023年9月17日に阪神競馬場で行われるローズSについてのデータを分析していく。なお、ページ内のデータ表の見方は、以下のページをご覧いただきたい。
基礎データ解析
データ抽出条件
- 阪神競馬場
- 芝1800m
- 18頭立て
2009年以降で上記の条件を満たすレースを抽出した結果、117レースが該当した。では単勝人気別出現率表をご覧いただこう。
単勝1番人気の信頼度は、18頭立ての平均値と比較すると、高くも低くもなく「普通」という評価だ。それよりも注目したいのが単勝2番人気で、複勝率57.3%は単勝1番人気を上回っており、18頭立ての平均値を10%程度上回っている。
それ以外の馬は、どれも平均並みの数値を示しており、特筆すべきものはない。
なお18頭立ての参考データは以下のページに記載している。
直近データ解析
2020年3月以降、直近15レースの結果表は以下のとおりだ。先ほどの単勝人気別出現率表からは読み取れない情報を得ることが出来る。
あまり特徴的な傾向は見られないが、単勝1番人気は15レース中10レースで複勝圏内に入っており、軸としてはある程度信頼できそうだ。中位人気馬もコンスタントに馬券に絡んでおり、狙いは絞りにくい。さらに下位人気馬でも、単勝100倍以上の馬が3頭3着に突っ込んできており、オッズで狙いを絞るのは難しい印象だ。
単勝1番人気について探究する
先ほどの「データ抽出条件」に単勝1番人気のオッズを加味して分析していこう。
単勝1番人気が1倍台の場合
単勝1番人気の複勝率は驚異の92.3%で、これを外した馬券はほぼ紙屑となってしまう。連対率も84.6%で非常に高い数値を示しているが、出現率は30.8%しかなく、アタマで狙うよりかは、2着・3着付けで狙うほうが配当的妙味もあり面白そうだ。
単勝1番人気が2倍の場合
先ほどと打って変わって、単勝1番人気の連対率・複勝率は激減している。一方で、単勝2番人気の出現率・連対率・複勝率が急上昇しており、馬券の軸としてオススメしたい。相手候補馬は単勝8番人気までで決着していることが多く、こちらも馬券の目安として参考にしておきたい。
単勝1番人気が3倍以上の場合
単勝1番人気と2番人気の出現率合計が56%で、2レースに1回はどちらか一方が勝っている計算になる。馬単や3連単の1着軸は、この2頭から選んでいきたい。相手は単勝10番人気までは候補に入れておくべきで、買い目が絞り切れないようであれば、単勝で攻めていくのも良いだろう。
単勝2番人気が70%複勝圏内に来るパターン
さらにデータを深掘りすることで、大穴馬が激走するパターンを見つけたのが発表しよう。
データ抽出条件
- 阪神競馬場
- 芝1800m
- 18頭立て
- 単勝10番人気が45倍以上
この条件に当てはまる直近のレースでは、以下のとおり決着している。
単勝2番人気の複勝率が70%に上昇している。3連複などの軸には持ってこいだろう。連対候補馬は、単勝9番人気以内で決着していることがほとんど。極端な穴狙いはやめて、中穴狙いで、中位人気馬を入れておくと馬券は楽しめそうだ。