セントウルSは激走する大穴馬に注意!

2023年9月9日に阪神競馬場で行われるセントウルSについてのデータを分析していく。なお、ページ内のデータ表の見方は、以下のページをご覧いただきたい。

基礎データ解析

データ抽出条件

  • 阪神競馬場
  • 芝1200m
  • 15頭立て

2009年以降で上記の条件を満たすレースを抽出した結果、34レースが該当した。では単勝人気別出現率表をご覧いただこう。

単勝1番人気は信頼度が低目だ。出現率は普通だが、連対率および複勝率は15頭立ての平均値を7%程度下回っている。一方で狙いたいのは単勝2番人気だ。連対率は50%、複勝率は58%は単勝1番人気を上回る高数値だ。そして、単勝5番人気も面白い。出現率・連対率・複勝率全てで平均値を上回っており、馬連や3連複の相手候補としては絶好だ。

なお15頭立ての参考データは以下のページに記載している。

直近データ解析

2017年6月以降、直近15レースの結果表は以下のとおりだ。先ほどの単勝人気別出現率表からは読み取れない情報を得ることが出来る。

コンスタントに連対を重ねているのが単勝2番人気で、直近15レース中8レースで連対を重ねている。しかし、2レース連続連対→2レース連続着外を交互に繰り返していることを考えれば、今回は着外の番となるが、果たしてどうだろうか。

下位人気馬も複勝圏内に入ってきており、なかなか狙いが絞りにくいが、単勝オッズ50倍未満の馬で決まることがほとんどだ。従って、単勝オッズ50倍以上の馬は相手候補から消してしまうのも得策だろう。

単勝1番人気について探究する

先ほどの「データ抽出条件」に単勝1番人気のオッズを加味して分析していこう。

通常なら単勝1番人気が1倍台、2倍台、3倍以上で分類して分析をしているが、今回はデータ母数が少ないのが「1倍台・2倍台」と「3倍以上」の2パターンに分けて分析している。

単勝1番人気が1倍台および2倍台の場合

このデータは「単勝1番人気が2倍台」のケースも含めているが、信頼度としては「1倍台」と同じような数値を示している。オッズの割に信頼度は高いため、単勝回収率は97.5%という高数値を叩きだしている。

単勝1番人気が3倍以上の場合

単勝1番人気の出現率は激減し何と7.1%しかなく、問答無用で消してしまって構わないだろう。そしてさらに驚くべきは、単勝2番人気の連対率・複勝率が71.4%という数値だろう。これを軸にせずして何を軸にするのか、というほど驚異的な数値となっている。

単勝11番人気以降が激走するパターン

さらにデータを深掘りすることで、大穴馬が激走するパターンを見つけたのが発表しよう。

データ抽出条件

  • 阪神競馬場
  • 芝1200m
  • 15頭立て
  • 条件A

この条件に当てはまる直近のレースでは、以下のとおり決着している。

単勝11番人気以降の馬に注目して欲しいが、同条件下では、これらの馬が過去13レースで8回複勝圏内に入っていることが分かる。もし、この条件に当てはまった場合は、相手候補に単勝11番人気以降の馬を是非抑えておいてほしい。

そんな条件Aは、以下のバナーをクリックして確認してほしい!