ダービーで単勝1番人気を買うべきかどうか?

2024年5月26日に東京競馬場で行われるダービーについてのデータを分析していく。なお、ページ内のデータ表の見方は、以下のページをご覧いただきたい。

基礎データ解析

データ抽出条件

  • 東京競馬場
  • 芝2400m
  • 17頭立て

2009年以降で上記の条件を満たすレースを抽出した結果、25レースが該当した。では単勝人気別出現率表をご覧いただこう。

単勝1番人気の信頼度はかなり高めだ。全ての値が17頭立ての平均値を上回っており、特に複勝率が著しく高く72%にもなる。その代わり単勝2番人気の出現率が低くアタマでは買いにくい。複勝率に注目すると、単勝11番人気が目立っており、5回に1回は馬券圏内に入ってくる計算だ。

なお17頭立ての参考データは以下のページに記載している。

直近データ解析

直近15レースの結果表は以下のとおりだ。先ほどの単勝人気別出現率表からは読み取れない情報を得ることが出来る。

単勝1番人気は勢いが失速しており、直近6レースでは1レースしか馬券圏内に入ってきていない。やや傾向が変わりつつあるようで注意が必要だ。穴馬も馬券に絡んできており、単勝12番人気までは検討範囲に入れておいたほうが良いか。なお単勝オッズ的には40倍台までを目安にしておけば良いだろう。

単勝1番人気について探究する

データ母数が少ないため、このコーナーは割愛する。

単勝1番人気を取捨選択する

データをさらに分析することで面白い傾向を見つけることが出来たので紹介しよう。

データ抽出条件

  • 東京競馬場
  • 芝2400m
  • 17頭立て
  • 単勝4番人気が10倍未満

この条件に当てはまるレースでは、以下のとおり決着している。

単勝1番人気の1着が極端に少ないことが分かるだろうか。該当レース数は16あったが、そのうち3勝しかしてない。このパターンに当てはまったときは単勝1番人気をアタマから狙うのは危険だ。

一方で条件Aに当てはまらないレースは以下のとおり決着している。

先ほどの傾向とは真逆で、単勝1番人気の1着が頻出している。このパターンでは単勝1番人気をアタマから狙うのが有効だ。

以上のように、ダービーで単勝1番人気馬が勝つかどうかは、単勝4番人気のオッズに懸かっていると言える。

レース結果

単勝オッズはご覧のとおりだった。

単勝4番人気が10倍未満だったから、単勝1番人気を1着軸として狙ってはいけないケースに該当していた。

結果はというと

となり1番人気馬ジャスティンミラノは勝ちきれずに2着に終わっている。