きさらぎ賞で単勝１番人気は９５％負ける！？

２０２５年２月９日に京都競馬場で行われる「きさらぎ賞」ついてのデータを分析していく。

基礎データ解析

２００９年以降で上記の条件を満たすレースを抽出した結果、５１レースが該当した。では単勝人気別出現率表をご覧いただこう。

単勝１番人気の信頼度は平均的だ。複勝率７０．６％は一見高く見えるのだが、１０頭立てのレースにおける単勝１番人気の複勝率は７１．８％が平均だ。だから特段高いという訳ではない。複勝率に着目すれば、単勝３番人気の５８．８％が目につき、単勝２番人気よりも高い数値を示している。

なお１０頭立ての参考データは以下のページに記載している。

出走頭数別データ分析（１０頭立て）

直近データ解析

直近１５レースの結果表は以下のとおりだ。先ほどの単勝人気別出現率表からは読み取れない情報を得ることが出来る。

連対馬のほとんどが単勝５番人気以内で決着しており、極端な穴馬は絡んでいない。単勝オッズに注目すると、過去１度だけ１２８倍の馬が絡んではいるが、それ以外は全て３０倍未満の馬で決まっており、やはり穴馬を狙うのは危険だと言えよう。

データの見方

単勝１番人気を消せるパターン

データをさらに分析することで面白い傾向を見つけることが出来たので紹介しよう。

この条件に当てはまったレースは以下のとおり決着している。

単勝１番人気の出現率は僅か５．６％しかなく、このパターンに当てはまった場合は、まず単勝１番人気が勝つことは無いだろう。

特に驚くべきは単勝１番人気の平均配当で、何と２００円という低さ。つまり、単勝１番人気がガチガチに人気を集めていようが、アタマから狙うのは危険だということ。

オススメの購入馬券は、単勝２～４番人気の３点買いで、的中率は７７．８％にも上る。メビウスの方程式などでしっかり資金配分を行なえば、８０％弱の確率で利益を計上することが可能だ。

結果

単勝オッズは以下のとおり。

単勝４番人気は６．９倍で、先ほどの条件には当てはまっていない。

しかし、直近１５レースの分析では、単勝５番人気以内同士で決着することが多いことが分かっているため、馬券の組み立てはこの５頭で組み立てるのが基本だ。

結果はご覧のとおり、単勝５番人気以内の馬が上位を独占した。