第167回 天皇賞(春)データ分析
2023年4月30日に、京都競馬場で開催される天皇賞(春)。
過去のデータを掘り下げ、どのような傾向が見られるか分析してみよう。
天皇賞(春) 過去の単勝人気の出現状況は?
まず2009年からの天皇賞(春)の単勝人気別の出現状況を見てみよう。
ピンクが1着、緑が2着、赤文字が3着になった単勝人気を示している。
直近6年間は単勝1番人気が連対を続けており、オッズが高くてもしっかりと連対している。
さらに、2012年~2014年を見ると、単勝1番人気が1倍台でも飛んでおり、あまりオッズが信頼できない結果となっている。
1着回数が多いのは単勝2番人気だ。単勝1番人気が飛ぶと判断すれば、単勝2番人気を1着に据えるのが良いか。
直近では単勝4番人気が3着に絡んできており、3連複や3連単の相手候補には是非入れたいところだ。
下位人気に目を向けると、単勝10番人気以降の馬が絡んできているケースも多いだけに、気になる馬がいれば相手候補に入れておくべきだ。むしろ、下位人気馬を軸にして、上位人気馬に流すという逆張りも戦略として考えたい。
京都 第11レースの重賞はどのような結果に?
続いては、京都競馬場 第11レースで行われた重賞レースで、16頭立て以上という条件でデータを抽出してみよう。
2019年からの直近の結果だ。
まず目を引くのは、単勝3番人気の出現が偏っている点だ。2019年10月頃から、単勝3番人気の出現が頻発しており注意が必要だ。
そして次に注目して欲しいのは、単勝10番人気~14番人気が3着以内に絡んでいるケースが非常に多いという点だ。直近の結果を見ると、2レースに1回のペースで連絡みしており、今回も連対してくることも十分ありえそうだ。