単勝１番人気の研究～基礎編３～

前回までの記事では、単勝１番人気のオッズ別データや、グレード別データ、距離別データなどを紹介してきた。今回も詳細なデータを分析していく。

オッズ別・距離別データ

まず最初に紹介するのは、単勝１番人気のオッズ別・距離別データを組み合わせたデータだ。単勝１番人気が１倍台であっても、短距離レースと中・長距離レースでは傾向が異なる可能性がある。さっそくデータをご覧いただこう。

下表は、単勝１番人気が１倍台におけるデータだ。距離1000-1199とあるのは、１０００ｍ～１１９９ｍにおけるレースのデータであること示している。

１２００ｍ未満のレースの連対率と複勝率が極めて高い。しかし出現率はやや低目なのは面白い傾向だ。それでは、単勝１番人気のオッズが２倍台以上のケースを一気に掲載する。

なお、表にはない条件（例えば、６倍台で１０００ｍ～１１９９ｍ）は、過去１４年間で１度も発生していな。

ぜひ馬券戦略に役立てていただければ幸いだ。

オッズ別・条件別データ

続いては、単勝１番人気のオッズ別・条件別データをご覧いただこう。単勝１番人気が１倍台でも、未勝利戦とＧⅠでは信頼度に差がありそうな気がするが、果たしてどうだろうか？

単勝１番人気が１倍台のレースの場合だ。リステッド競走では複勝率８７．２％という極めて高い数値になっている一方で、障害ＧⅡ・ＧⅢでは複勝率６０％台と信頼度はガタ落ちだ。同じ１倍台でも、レース条件によって信頼度は全く異なるのだ。

それでは単勝１番人気が２倍台以降のケースも紹介しよう。

是非有効活用していただきたい。