中京記念は単勝１番人気を消せ！

２０２４年７月２１日に小倉競馬場で行われる中京記念についてのデータを分析していく。

基礎データ解析

２００９年以降で上記の条件を満たすレースを抽出した結果、２７７レースが該当した。では単勝人気別出現率表をご覧いただこう。

単勝１番人気の信頼度は平均値よりやや低目。そして、単勝２番人気は平均値より数％低い数値となっており、上位人気馬は軒並み信頼度が低い。特に狙いたい馬はいないが、強いて言えば単勝５番人気の複勝率が高めで、複勝回収率は９０％を超えており、投資効率は比較的良い。

なお１６頭立ての参考データは以下のページに記載している。

出走頭数別データ分析（１６頭立て）

直近データ解析

直近１５レースの結果表は以下のとおりだ。先ほどの単勝人気別出現率表からは読み取れない情報を得ることが出来る。

単勝１番人気は直近１５レース中７レースで馬券圏内に絡んでいるが、単勝２番人気は９レースで絡んでおり、こちらのほうが勢いが良い。上位人気馬で消したいのは単勝４番人気で、こちらは１レースしか馬券に絡んでいない。相手候補は単勝１２番人気まで考える必要があるが、単勝オッズを見ると３６倍までを考慮しておけば良いだろう。

データの見方

単勝１番人気について探究する

先ほどの「データ抽出条件」に単勝１番人気のオッズを加味して分析していこう。

単勝１番人気が１倍台の場合

単勝１番人気の複勝率は８７．２％で非常に信頼度が高い。馬券の軸はこの馬にせざるを得ないだろう。

単勝１番人気が２倍台の場合

特に特筆すべき傾向は見当たらない。強いて言えば、単勝４番人気の連対率・複勝率が、単勝３番人気のそれを上回っているくらいだ。

単勝１番人気が３倍以上の場合

上位人気馬は投資効率が低く、狙いたいのは単勝６～８番人気の中位人気馬だ。

単勝２番人気で仕方ないパターン

データをさらに分析することで面白い傾向を見つけることが出来たので紹介しよう。

この条件に当てはまった直近１５レースは、以下のように決着している。

単勝１番人気は１５レースで１勝、３着１回という弱さ。迷わずに馬券から消してしまって良い。一方で狙いたいのは単勝２番人気の複勝で、１５レース中１０レースで馬券圏内に入ってきている。

結果

単勝オッズは以下のとおり。

単勝4番人気のオッズが６．４倍で「単勝２番人気で仕方ないパターン」に合致している。ここは７番エルトンバローズの複勝が狙いだ。

結果はご覧のとおり、３着に絡み、複勝の配当は１９０円だった。