エルムSは馬連中穴狙いでGET！

２０２４年８月４日に札幌競馬場で行われるエルムステークスについてのデータを分析していく。

基礎データ解析

２００９年以降で上記の条件を満たすレースを抽出した結果、９５レースが該当した。では単勝人気別出現率表をご覧いただこう。

単勝１番人気の信頼度は平均値よりやや低目だ。積極的に買いたい要素はない。一方で単勝２番人気はやや平均値より高めで、単勝・複勝回収率はどちらも９０％超えの高数値だ。

なお１４頭立ての参考データは以下のページに記載している。

出走頭数別データ分析（１４頭立て）

直近データ解析

直近１５レースの結果表は以下のとおりだ。先ほどの単勝人気別出現率表からは読み取れない情報を得ることが出来る。

単勝１番人気は直近１５レース中１１レースで馬券圏内に絡んでおり、なかなかの信頼度を誇る。上位人気馬の単勝４・５番人気よりかは、単勝５・６番人気のほうが勢いがある。

データの見方

単勝１番人気について探究する

先ほどの「データ抽出条件」に単勝１番人気のオッズを加味して分析していこう。

単勝１番人気が１倍台の場合

単勝１番人気の複勝率は８０％近い高数値であり、３連複などの軸馬としては絶好だろう。出現率を見ると、勝ち馬は単勝１・２番人気馬で７０％以上を占めている。

単勝１番人気が２倍台の場合

上位人気馬では、単勝４番人気の投資効率が良く、単勝回収率は１１４％だ。

単勝１番人気が３倍以上の場合

単勝２番人気の複勝率が、単勝１番人気の数値を上回っている。

穴狙いに徹するパターン

データをさらに分析することで面白い傾向を見つけることが出来たので紹介しよう。

この条件に当てはまったレースは、以下のように決着している。

単勝１番人気の信頼度は著しく低く、単勝回収率は何と４２．４％しかなく、間違っても狙ってはいけない単勝１番人気だ。単勝１～５番人気まで出現率はドングリの背比べ状態で、このデータだけでは軸馬が絞れない。直近１５レースのデータを見てみよう。

このデータを見ると、単勝６～９番人気馬のうち少なくとも１頭が、１５レース中１１レースで連絡みしていることが分かる。つまり、馬連の軸はこの４頭から選ぶのが良く、相手候補は単勝１～５番人気馬へ流すのが良いだろう。

結果

単勝オッズは以下のとおり。

単勝6番人気が１１．２倍で、ぎりぎり「穴狙いに徹するパターン」に合致している。この場合、単勝６～９番人気のうち１頭が連絡みする確率が高いが、結果はどうだったか。

残念ながら連絡みは無かった。