スプリンターズSはヒモ穴狙い!
2023年10月1日に中山競馬場で行われるスプリンターズSについてのデータを分析していく。なお、ページ内のデータ表の見方は、以下のページをご覧いただきたい。
基礎データ解析
データ抽出条件
- 中山競馬場
- 芝1200m
- 16頭立て
2009年以降で上記の条件を満たすレースを抽出した結果、304レースが該当した。では単勝人気別出現率表をご覧いただこう。

単勝1番人気の信頼度は「並み」といって差し支えない。16頭立ての平均値とほぼ同じような数値を示している。他の上位人気馬も特にこれといった特徴は見られないが、強いて言うならば、単勝6番人気の複勝率が平均よりやや高めとなっている。
なお16頭立ての参考データは以下のページに記載している。
直近データ解析
2022年12月以降、直近15レースの結果表は以下のとおりだ。先ほどの単勝人気別出現率表からは読み取れない情報を得ることが出来る。

単勝1番人気は1着5回、3着1回で、あまり勢いを感じられない。オッズが2倍未満であっても馬券圏外に飛んでおり、どちらかというと消したい本命馬だ。かといって、出現頻度が極めて高い人気馬はおらず、狙いが非常に絞りにくい。中位人気馬から下位人気馬を見ても、どの馬も同じような出現傾向を示しており、まさにドングリの背比べだ。
単勝1番人気について探究する
先ほどの「データ抽出条件」に単勝1番人気のオッズを加味して分析していこう。
単勝1番人気が1倍台の場合

単勝1番人気はさすがに高確率で馬券に絡んできており、さすがにこれを外して馬券を組み立てるのは無謀だ。相手候補として考えたいのが、単勝回収率107%を誇る単勝3番人気馬で、出現率13.2%は単勝2番人気を上回る。そして単勝5番人気もオススメだ。複勝率31.6%は全馬の中で3番目に高い数値で、複勝回収率は108%にものぼる。
単勝1番人気が2倍台の場合

3連勝式の軸に据えたいのが単勝2番人気で、複勝率は52.5%の高い数値を叩きだしている。相手候補は単勝1番人気はもちろんだが、単勝6番人気も高めの数値となっている。
単勝1番人気が3倍以上の場合

単勝1番人気の出現率は低く見えるが、オッズの割に高めの数値が出ており、単勝回収率は95.9%と優秀な数値だ。その他の馬の単勝回収率に注目すると、単勝7~10番人気が軒並み100%を超えており、これらの馬の単勝勝負も面白い。
ヒモ穴狙いで好配当を狙う戦略
今までのデータを見ると、イマイチ決め手に欠ける感じだ。しかし、さらにデータを深掘りすることで、ヒモ穴狙いが成立する条件を見つけることが出来たので紹介する。
データ抽出条件
- 中山競馬場
- 芝1200m
- 16頭立て
- 第11R
- 条件A
この条件に当てはまる直近のレースでは、以下のとおり決着している。

このデータは2014年12月以降のもの。
まず、単勝1番人気の連対率の高さに注目して欲しい。直近16レース中12レースで連対しており、これは信頼に値する。単勝1番人気のオッズに注目すると、4倍台であっても連対しており、オッズに関わらず連対してきていることが分かる。
そして相手候補は、単勝5~9番人気馬が圧倒的に多いことが分かる。これらの馬のうち、1頭が連対したのは直近16レース中13レースというハイアベレージだ。
つまり、単勝1番人気を軸にして、単勝5~9番人気馬へ流す戦略が有効になってきそうだ。
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