天皇賞秋は単勝3番人気が狙い?
2023年10月29日に東京競馬場で行われる天皇賞(秋)についてのデータを分析していく。なお、ページ内のデータ表の見方は、以下のページをご覧いただきたい。
基礎データ解析
データ抽出条件
- 東京競馬場
- 芝2000m
- 11頭立て
2009年以降で上記の条件を満たすレースを抽出した結果、82レースが該当した。では単勝人気別出現率表をご覧いただこう。
単勝1番人気の出現率、連対率、複勝率ともに11頭立ての平均値を下回っている。代わって出現率が上昇しているので単勝2番人気で、単勝1番人気とほぼ変わらない数値で、単勝回収率も100%を超えている。複勝率に着目すると、単勝3番人気が狙い目だ。平均値を8%程度上回っており、複勝回収率も94%でなかなかの数値を示している。
なお11頭立ての参考データは以下のページに記載している。
直近データ解析
直近15レースの結果表は以下のとおりだ。先ほどの単勝人気別出現率表からは読み取れない情報を得ることが出来る。
単勝1番人気は15レース中4勝で勢いが感じられない。近況で出現が頻出しているのが単勝3番人気で、複勝圏内に入ってきたのは15レース中10レースで、3連勝式の軸には最適だろう。
消去法の観点で見れば、単勝7番人気と11番人気は馬券に絡んできたことはなく、相手候補からは消してしまって良いだろう。
単勝1番人気について探究する
先ほどの「データ抽出条件」に単勝1番人気のオッズを加味して分析していこう。
単勝1番人気が1倍台の場合
単勝1番人気と2番人気の出現率は合計で83%で、どちらかが勝つと考えて良いだろう。
単勝1番人気が2倍台の場合
単勝1~3番人気の出現率は横並びで、この3頭から勝ち馬が出る確率は70%だ。連対率や複勝率に注目すると、単勝3番人気が狙い目となりそうだ。
単勝1番人気が3倍以上の場合
データ母数が少ないため偏りが大きいが、単勝2番人気の出現率が抜けており、1着軸として狙うのが面白そうだ。
単勝3番人気が軸になるパターン
データをさらに分析することで「単勝3番人気が軸になるパターン」を見つけることが出来たので紹介しよう。
データ抽出条件
- 東京競馬場
- 芝2000m
- 11頭立て
- 条件A
この条件に当てはまるレースでは、以下のとおり決着している。
注目したいのは単勝3番人気の連対率と複勝率。どちらも60%超えをしており安定感は抜群だ。特に馬連の軸として狙っていきたい。
相手候補馬は単勝6番人気までを抑えておけば十分だろう。
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