武蔵野Sの軸馬は2頭に絞れる!
2023年11月11日に東京競馬場で行われる武蔵野Sについてのデータを分析していく。なお、ページ内のデータ表の見方は、以下のページをご覧いただきたい。
基礎データ解析
データ抽出条件
- 東京競馬場
- ダート1600m
- 16頭立て
2009年以降で上記の条件を満たすレースを抽出した結果、970レースが該当した。では単勝人気別出現率表をご覧いただこう。
単勝1番人気は、出現率・連対率・複勝率の全てで16頭立ての平均値を上回っているものの、積極的に買う材料はない。とはいえ、その他の人気馬も平均値と同じような数値を示しており、これといった特徴は見られない。
なお16頭立ての参考データは以下のページに記載している。
直近データ解析
直近15レースの結果表は以下のとおりだ。先ほどの単勝人気別出現率表からは読み取れない情報を得ることが出来る。
単勝1番人気は15レース中10レースで馬券圏内に入っており、ごく平均的な傾向を示している。目につくのは単勝10~13番人気の4頭で、直近で出現が頻発しており要注意だ。
消去法の観点でいえば、単勝7番人気が馬券圏内に絡んできていないため、消しがセオリーだ。また単勝オッズに注目すれば、ほとんどのレースで80倍未満の馬同士で決着しており、無理な穴狙いは禁物だ。
単勝1番人気について探究する
先ほどの「データ抽出条件」に単勝1番人気のオッズを加味して分析していこう。
単勝1番人気が1倍台の場合
単勝1番人気ぼ複勝率が80%近くに上り、馬券の軸としては信頼に値する数値だ。単勝回収率に注目すると、単勝4番人気が113%で優秀な数値を示している。
単勝1番人気が2倍台の場合
単勝1番人気は平均よりやや高めの数値。絶大な信頼というほどではないが、迷ったときは軸にしたほうが無難だろう。
単勝1番人気が3倍以上の場合
さすがに単勝1番人気の信頼度は低下している。注目したいのが単勝3番人気の複勝率で、単勝2番人気と変わらない数値を示している。また、単勝6番人気も高い数値で、単勝5番人気を上回っている。
軸を絞れるパターン
データをさらに分析することで面白い傾向を見つけることが出来たので紹介しよう。
データ抽出条件
- 東京競馬場
- ダ1600m
- 16頭立て
- 第11レース
この条件に当てはまるレースでは、以下のとおり決着している。
条件に当てはまったレースは過去14年間で61レースあるが、上の表は直近15レースを抜粋したもの。このデータを眺めると面白い傾向が見えてくる。
それは「単勝2番人気か単勝3番人気のどちらか一方が、直近15レース中13レースで連対している」という事実だ。