中山記念は穴馬の出番なし？

２０２４年２月２５日に中山競馬場で行われる中山記念についてのデータを分析していく。なお、ページ内のデータ表の見方は、以下のページをご覧いただきたい。

データの見方

基礎データ解析

２００９年以降で上記の条件を満たすレースを抽出した結果、１５５レースが該当した。では単勝人気別出現率表をご覧いただこう。

単勝１番人気は、出現率・連対率・複勝率全てにおいて平均的な数値を示している。他の上位人気馬も同じ同じような傾向だ。注目したいのは単勝８番人気で、複勝率１８．７％、複勝回収率１０３．９％という高い数値を示している。

なお１６頭立ての参考データは以下のページに記載している。

出走頭数別データ分析（１６頭立て）

直近データ解析

直近１５レースの結果表は以下のとおりだ。先ほどの単勝人気別出現率表からは読み取れない情報を得ることが出来る。

単勝１番人気はあまり勢いを感じられない。直近１５レース中、連絡みは４レースしかなく３勝止まり。同様に勢いがないのは単勝４・５番人気で積極的に買う材料はない。一方で軸として買いたいのは単勝２・３番人気で、１５レース中１４レースでどちらか１頭が馬券圏内に絡んでいる。穴馬で狙いたいのは単勝８番人気で、相手候補として是非抑えておきたい。

単勝１番人気について探究する

先ほどの「データ抽出条件」に単勝１番人気のオッズを加味して分析していこう。

単勝１番人気が１倍台の場合

単勝１番人気の信頼度は高いが、単勝２番人気も高く２頭軸として狙うのがオススメだ。

単勝１番人気が２倍台の場合

単勝３番人気の出現率が高く、単勝２番人気のそれを上回っている。単勝回収率も１２８％と投資効率も良い。

単勝１番人気が３倍以上の場合

出現率を見ると単勝２番人気が最も高いが、複勝率では単勝１番人気が一番で狙いが絞りにくい感じだ。ここでのオススメは単勝８番人気で、複勝率２５．４％は単勝４～５番人気に匹敵する数値だ。

穴馬の出番はない！

データをさらに分析することで面白い傾向を見つけることが出来たので紹介しよう。

この条件に当てはまるレースでは、以下のとおり決着している。

ご覧のとおり、直近１９レース中１８レースで、勝ち馬は単勝１～３番人気の３頭から出ている。穴馬の単勝買いは禁物だ。

さらに見てみると、単勝１番人気が連から飛んだレースは、必ず単勝２番人気が連絡みしている。つまり単勝１番人気・２番人気のどちらか一方は必ず連絡みするということだ。

そんな条件Aは以下のバナーをクリックして確認してほしい！