チューリップ賞は大穴馬の激走に注意!

2024年3月2日に阪神競馬場で行われるチューリップ賞についてのデータを分析していく。なお、ページ内のデータ表の見方は、以下のページをご覧いただきたい。

基礎データ解析

データ抽出条件

  • 阪神競馬場
  • 芝1600m
  • 16頭立て

2009年以降で上記の条件を満たすレースを抽出した結果、85レースが該当した。では単勝人気別出現率表をご覧いただこう。

単勝1番人気は平均的な信頼度を示しているが、注意したいのは出現率の低さだ。16頭立てでの平均値は30%だが、この条件については25.9%しかなく、単勝回収率は僅か67.2%しかない。投資効率という点では悪いと言わざるを得ない。投資効率では、中位人気馬の単勝回収率が高く、複勝回収率では単勝6番人気の数値が高い。

なお16頭立ての参考データは以下のページに記載している。

直近データ解析

直近15レースの結果表は以下のとおりだ。先ほどの単勝人気別出現率表からは読み取れない情報を得ることが出来る。

単勝1番人気は直近15レース中11レースで馬券圏内に絡む安定っぷりだ。特に最近11レースでは10レースで出現しており勢いが凄まじい。一方で単勝3番人気は3着1回のみ。馬券からは消してしまって良いだろう。

単勝1番人気について探究する

先ほどの「データ抽出条件」に単勝1番人気のオッズを加味して分析していこう。

単勝1番人気が1倍台の場合

単勝1番人気の出現率は極めて低く29%で、1倍台とは思えない低調っぷりだ。複勝率は76.5%とさすがに持ち直しているが、アタマ狙いで買うにはリスクが高すぎる。

単勝1番人気が2倍台の場合

こちらも単勝1番人気の出現率は低めで、単勝2番人気も13.2%しかなく、人気馬のアタマ狙いは投資効率が悪い。

単勝1番人気が3倍以上の場合

単勝3番人気の出現率が20%、単勝回収率が108%で優秀だ。単勝4番人気は連対率・複勝率ともに単勝3番人気を上回っており好気配だ。

大穴馬の激走に注意!

データをさらに分析することで面白い傾向を見つけることが出来たので紹介しよう。

データ抽出条件

  • 阪神競馬場
  • 芝1600m
  • 16頭立て
  • 条件A

この条件に当てはまるレースでは、以下のとおり決着している。

見ての通り単勝10番人気以降の馬の激走が目立っている。直近17レース中11頭が馬券圏内に絡んできていることが分かる。特に狙いたいのは単勝9~13番人気の5頭だ。

人気馬からこれらの馬へ流すのもありだし、この5頭から1頭を選んで人気馬へ流すのも戦略の1つだ。

そんな条件Aは以下のバナーをクリックして確認してほしい!