オッズ断層理論とは?

今日から単勝のオッズ差に着目した理論について解説していく。

オッズ差に着目する

オッズ断層理論とは、オッズ差に着目する理論だ。

以下の表は、2023年7月2日 中京競馬 第2レースに行われた単勝人気順オッズだ。

このオッズを上から見ていくと、気づく点が2つある。

1つ目は、単勝2番人気と単勝3番人気のオッズ差が開いている点だ。16頭立てのレースでは、単勝2番人気のオッズは4.7倍、単勝3番人気のオッズは6.6倍が平均値となっている。従って、これらのオッズ差は平均で1.9倍である。しかし、このレースでは4.6倍も開いている。

2つ目は、単勝7番人気と単勝8番人気のオッズ差が開いている点だ。16頭立てのレースでは、単勝7番人気のオッズは22.2倍、単勝8番人気のオッズは29.6倍が平均値となっている。従って、これらのオッズ差は平均で7.4倍である。しかし、このレースでは41.5倍も開いている。

このように、オッズ差が大きく開いている場合、レース結果にどのような傾向が出るのかを分析していくのが単勝オッズ断層理論だ。

単勝2番人気と3番人気のオッズ差データ

先ほどの例では、単勝2番人気と3番人気のオッズ差が4.6倍で、平均より差が開いていた。このようなケースでは、どのような傾向が見られるだろうか。過去のデータを分析してみよう。

ではまず、16頭立てで単勝2番人気と3番人気のオッズ差が平均値以下の時、つまりオッズ差が1.9倍以下のレースのデータを紹介する。

16頭立て&オッズ差1.9倍以下

この表の数値を基本として、オッズ差が変わると各人気の出現率等がどう変わるのか見ていただきたい。

では続いて、オッズ差が2.0倍以上3.9倍以下の時のデータをご覧にいれよう。

16頭立て&オッズ差2.0~3.9倍

単勝1番人気および2番人気の出現率、連対率、複勝率が全て上昇していることが分かる。その代わり、単勝3番人気の信頼度が低下している。

16頭立て&オッズ差4.0~5.9倍

オッズ差がさらに開くと、傾向も顕著になる。単勝1番人気と2番人気の信頼度は急上昇しているが、単勝3番人気以下の出現率が大きく低下していることが分かる。

16頭立て&オッズ差6.0~7.9倍

オッズ差が6倍~7.9倍になると、単勝1番人気の複勝率が71.7%、単勝2番人気は55.9%になっており、2強レースの様相が強くなってくる。3連複の2頭軸流しをするだけで、的中率は40%程度になるのだ。

そして面白いのが、単勝3番人気と4番人気の出現率や複勝率に逆転現象が起きていることだ。そのお陰もあってか、単勝4番人気の回収率が93%の高数値を示している。

16頭立て&オッズ差8.0倍~

ここまでくると、傾向はほぼ変わらないが、先ほどの条件と比べて単勝1番人気と2番人気の割合が高くなっている。

このように、オッズ差を分析することでレース傾向を手に取るように掴むことが出来る。

今回紹介したのは16頭立てにおける「単勝1番人気と2番人気のオッズ差」に着目したデータだが、全ての単勝人気間にはオッズ差が存在するため、「単勝7番人気と8番人気のオッズ差」のように下位人気に着目して分析することも可能だ。

今後、様々なデータを紹介していくのでご注目いただきたい。

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