2強レースの定義を再検討する

前回までは、単勝2番人気と単勝3番人気のオッズ差に注目して2強レースを定義した。今回は、それとは別の視点で2強レースを考える。

単勝1番人気と2番人気

前回までの記事では、単勝2番人気と3番人気のオッズ差に注目して2強レースを定義した。その定義は以下のとおりだ。

2強レースの定義(1)

単勝2番人気と3番人気のオッズ差が4倍以上

詳しくは以下のページをご覧いただきたい。

今回は、これとは異なる視点で2強レースを定義してみる。その"視点"とは

単勝1番人気と2番人気のオッズの合計

についてだ。

オッズ合計で信頼度を測る

これは、2023年7月2日 福島競馬 第1レースの単勝人気順オッズだ。このレースは明らかに2強レースだ。

そう判断できる理由として、単勝2番人気と単勝3番人気のオッズ差が大きく開いているのが1つ。そして理由の2つ目が、単勝1番人気と2番人気のオッズの合計が非常に小さいという点だ。

一般的に、7頭立てのレースにおいては、単勝1番人気と2番人気の合計は5.7倍である。しかし、このレースでは4.1倍で平均値より小さい数値となっている。

この「単勝1番人気と2番人気のオッズ合計」で2強レースを見極めること、これが今回のテーマだ。

オッズ合計別のデータを公開!

それではさっそく「単勝1番人気と2番人気のオッズ合計」ごとの単勝人気別出現率をご覧いただこう。

合計が5倍未満

合計が5倍以上6倍未満

合計が6倍以上7倍未満

合計が7倍以上

ご覧の通り、合計が6倍未満のときに、単勝1番人気および単勝2番人気の複勝率が平均を大きく上回っていることが分かる。このことを考慮して、2強レースを定義しよう。

2強レースの定義(2)

単勝1番人気と2番人気の合計オッズが6倍未満

この定義を満たすデータは以下のとおりだ。

これで2強レースの定義が2つになった。次回はこれらを組み合わせて、2強レースについてさらに考えていこう。

-2強レース, オッズ理論